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無師自通一題16
『化禄星』
化禄星は陰で土に属します。十干で配置されます。甲で廉貞星に、乙で天機星に、丙で天同星に、丁で太陰星に、戊で貪狼星に、己で武曲星に、庚で太陽星に、辛で巨門星に、壬で天梁星に、癸で破軍星にそれぞれ付きます。天空星・地劫星と同宮、子宮・卯宮・午宮・酉宮に入ると光輝度は(陥)です。丑宮・辰宮(福あり)・未宮・戌宮にも光輝度は低いです。
人に「活」・「気」・enjoy a life、財禄、進取の気性を吹き込んでくれるようです。付く星によってそれぞれ違うのでしょうが、命盤を見るときに意識を込めてください。同時に、化科星と化権星がどの宮のどの星に付いているかも見て、吟味の助けにしてください。バランスがとれていると判断出来れば、自己の社会進出、自己顕示が期待出来るからです。追い風に必ずなります。
本命命盤、十年大運、年運、月運、日運に化禄星を付けていくことで、福の厚みを日単位で推し量る助けとなり、命盤は一時も休むことなく、相剋、強弱を付けて「活」と「気」というエネルギーを注ぎ込んでくれ、自分にピッタリと寄り添って居てくれていることを実感することが出来ます。
化禄星の親のような存在の禄存星と共有出来るような位置にあると「錦上添花」、大変喜ばしいことになります。命宮や身宮が両星で囲まれるような命盤になると「富」と「貴」が約束されます。